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2007/08/31(金)
目を閉じないと何も見えないのよ
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自分にとって然るべきタイミングに素敵な作品と出逢えると、まるで恋みたく胸が苦しくなる。 ヤン・シュヴァンクマイエル監督の『アリス』をさっき鑑賞し終えて、いますごく苦しくて幸せです。 1987年の作品だけれど古臭さがまったく感じられない。 タイトルからもわかる通り、これはルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を監督独自の目線で映画化したもの。 だから単なるファンタジーじゃない。 http://jp.youtube.com/watch?v=C5wHMgTPF-s&NR=1 意識的に入れるエゴ、無意識に混入されるエゴ。 監督に限らず、好きな人のエゴが垣間見える瞬間ってすごくそそられます。 もっともっと見たいんだなぁ。
ヤン監督はつい先日まで日本に来日していて、最近リリースしたDVDボックスやら本やら&現在ラフォーレ原宿で開かれている展覧会等モロモロのPR活動を頑張ってたみたい。 私も本人に会ってみたかったなぁー。 鬼才の手に触ってみたかったなぁー。 彼は今年で73歳になるらしい。 また日本に来てくれるといいな。
展覧会は9/12までみたいなので近々観に行こうと思います☆ http://www.lapnet.jp/
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