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2006/09/28(木)
覚悟は窓にピース
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映画『ハチミツとクローバー』を観にシネマライズ(渋谷)へ。 なぜこの日に行ったのかというと、はぐ役の蒼井優と彼女に絵の指導をしたMAYAMAXXのトークショーが行われたからだ。もう、両者大ファンの私にとっては嬉すぃ過ぎ。
MAYAMAXX 「最初この仕事の依頼が来た時、私は原作のことを知らなくてねぇー。マンガならこの人!ってことで友達のよしもとばななに相談したんですよ。そしたら“ハチクロなら間違いない!”って…」
インタビュアー 「はぐの描く絵って、原作でもあまりちゃんと表に出てないじゃないですか?しかも天才的な才能の持ち主って設定で、MAYAさんも絵の指導をするのは結構プレッシャーだったんじゃないんですか?」
MAYAMAXX 「いや、私も天才ですから大丈夫ですよ(笑)」
蒼井優 「(笑)」
謙虚な優ちゃんにズバズバとボケまくるMAYAさん。ナイスコンビ。 MAYAさんの大人の余裕さが館内をアットホームな雰囲気で包んでた。 そしてトークショーが終わった後、優ちゃんが何度も何度も何度も、お客さんにお辞儀しながら退場してゆく姿にますます好感度大!わかってはいたけど、やはり礼儀正しい女優さんだ。
竹本君の純情さ。 はぐちゃんの孤独。 山田さんの報われない想い。 森田さんの葛藤。 真山の…(あれはただのストーカー笑)
本作を観た人は一体どのシーンで胸キュンしたのでしょうか? 私は、ちょっと変かもしれないけれど、森田さんとはぐちゃんが一緒に学校の裏でペインティングしてるシーン。 次から次へと、鮮やかな色を大胆にキャンバスに重ねてゆくふたりはとびきりの笑顔で、その様子を少し離れた場所から他の学生たちが唖然とした表情で見つめてて…。 普通に観てれば、楽しそうにハシャいでるふたりにつられて一緒になって笑っちゃうのかもしれないけれど、私は思わず泣きそうになった。やっとお互いがお互いを見つけたんだ。 はぐちゃんが森田さんに初めて話しかけるセリフが“(作品は)前のほうが良かった”っていうのも良かった。
色見本を貸しあうと まるで高度になって 目に秀でる狂わす 轟く砂と樹海 すぐさまメモ取った 青のシートのかって ただ感のなすままに そのレーン挑むよ
明日の頴娃 窓にピース 望むこのまま 多岐渡る迷いにピース 踊るかまず 覚悟は窓にピース留めて このまま 絶えず揺れる迷いはいいの それでのんびりオンライン
Spangle call Lilli line “U-Lite”
森田さんとはぐちゃんのことを考えると、私はいつもSpangle call Lilli line のこの歌が頭に浮かびます。
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