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2006/06/03(土)
休日
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土曜日は友達と映画『嫌われ松子の一生』を観てきました。
松子がねー病弱な妹に向かってこう言うんです。 “あんたなんかちっとも不幸なんかじゃないわよ!” これは励ましから出た言葉ではなく、いつも両親(特に父親)が妹ばかりをチヤホヤしているものだから、その苛つきから出てしまった本心で…。 でもね、もしも私が松子の妹だとしたら、松子からこう言われたとしてもある意味で救われてたと思うんです。 実際、妹は心からお姉ちゃん(松子)のことが大好きだったし。
構成がすごくしっかりした作品だった。 特にラスト。誰が松子を殺したのか? この展開で話が進んでゆくならば、犯人は松子の一生に無関係であれば無関係である程好ましい。だからあの犯人設定はとても的確だったと思う。時代も感じられたし。
一つ思ったのは“川尻松子”からは一人の女性としての主体性があまり感じられないなぁ…ということ。 “相手を全身全霊で愛してしまう” もしも誰かに松子について語らなければならなくなったら、まずはこんなセリフが出てくると思う。 でも、それ以外は…? わからない。なんて言えばいいのか…。 でもそれでいいのかもしれない。松子は愛することに生きた人だから、そう語られることが一番いいのかもしれない。
言わずもがな音楽もカッコ良い作品でした。 エンドロール、曲のリミックス上手すぎ〜!!!
映画のあとはライヴ。 SOUR(サウア)というバンドのライヴを見に行きました。今、私が一番ビビビッ!っとキている人たち。 (久しぶりのビビビッ!でございます)
SOURライヴ映像→http://sour.main.jp/media.php SOURオフィシャルHP→http://sour.main.jp/index.php
実はSOURはライヴを見る一週間前に知ったバンドなんです。 ビビッ!っとキたらすぐにライヴが見れる。これは都心ならではの特権。 そして思いのほか友達の感想が好評で嬉しかった。 “売れると思う” なんて、この音をまず聴いて言える人はなかなかいないと思うもの(笑) でも、わかる人にはわかるものなのだね。一緒に宇宙を感じてくれてありがとう。
二子玉川のコンビニではすでにスイカが売られていて、いち早く夏を感じてしまったそんな休日。
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