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2006/02/01(水)
お喋りさせてね
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今日も真夜中。
本当に伝えたいことは夜の力を借りないと、言えない。
リリース情報
2/14 Lantern Parade『ランタンパレードの激情』
もうこの人の新譜聴けるってだけで、生きてて良かったって思える。
大袈裟なのはわかってる。
でも、そう思った瞬間はいつだって本気で、切実。
31日 one noteのシングルレコ発ワンマンライヴを見てきました。
電車が遅れてしまったので最初の15分ぐらい見逃してしまったのですが、久しぶりのワンマンライヴということもあり、アンコール含め約２時間の見応えたぷっりな一夜でした。
ライヴ内容は“シングルレコ発”という名前からも分かる通り、2/8にリリースされる『レモン』のお披露目＋3/8にリリースされるアルバム『ピースフル』から何曲か＋２年前にリリースされているアルバム『All Day Music』からも何曲か...でした。
前半はアコースティックスタイル。後半はバンドスタイルという具合。
見応えたぷっりでしょ？
（ちなみに会場ではシングルの発売日より先行して『レモン』を購入する事が出来ました。限定1000枚の500円シングルです。お見逃しなく）
初めてお目にかかるone noteこと林さんは、四六時中満面の笑みを浮かべている好青年。
彼が生み出す楽曲は、どれも日常のささやかな幸せを歌った、とてもシンプルで温かいものばかり。
だけどこの夜、私は彼が放つ“ありふれた幸せの力”に、見事打ちのめされてしまったのです。
“穏やかな気持ちをいつも忘れずに生きてゆく”力の強さ。意味。大事さ。
そのパワーに見事圧倒されてしまった。
花を買う余裕を持って
いつも暮らしたいな
おどおどしている間にも
膨らんでいく気持ちの
本当のとこなんて 大人も知らないよ
泣いたり 笑ったりに
少し一息つきたくて
冷たい水にレモンをしぼり
一気に飲み干した
煙草やアルコールは
苦手なままだけど 子供じゃない
one note“レモン”
悲しいことしか思い出せないなんて
下らない事と思えるなら
春の街の淡さ、冬の部屋の毛布を
僕は深く考えてみる
悲しいことしか思い出せないなんて
下らない事と思えるなら
初夏の空の青さ、秋の森の赤さを
僕は深く考えてみる
one note“オレンジ”
春風のような優しさ。
雨の朝の本音。
夕暮れの温度。
誰かを想う強さ。
そんなシンプルな楽曲たちに、ただただ圧倒されてしまう理由は、わかっています（自分自身の事ですしね）
今の私には、20年間生きてきた自分には、“ありふれたささやかな幸せ”を
幸せだ
って、素直に言える心がない。
誰かに伝えられる強さがない。
いつも、恥ずかしくて、しんどくて、怖くて、向き合うことから逃げてしまう。
“こういう大人になりたい”
大人と限らなくてもいいけど、“こういう人になりたい（ありたい）”という願望や理想が、私には昔から本当になくて。
怖いぐらいになくて。
…というか、よくわからなくて（これも想像力の問題なのでしょうか？）
でも、この夜の林さんの佇まいを見て、自然体な（そしてそれが最大の魅力である）one noteの世界を目の当たりにして、
自分自身も、出来たら誰かも、穏やかな気持ちになれる（させられる）そんな人になりたい
なんて、思ったんです。
素直に。
とてもおこがましいし、かなり難しいですが。
3/8にリリースされるアルバム『ピースフル』
参加しているアーティスト群も豪華なんですよ。
伊藤大助（クラムボン）
オータコージ（曽我部恵一BAND）
春山友志（mi-ne）
伊藤健太（ゲントウキ）宍倉充
おおはた雄一
and more（とにかくすごい！）
http://www.one-note.jp/top.html
この温度があなたにも届いたらいい。
この場所 この瞬間 この景色を
ずっといつまでも 覚えておきたいな
願い事は口にしようね
いつも忘れてしまわないように
願い事は口にするんだよ
いつか叶いますように
one note“流星群”
※『レモン』
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