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2006/10/01(日)
岡崎京子
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もしあたし達が死んじゃったらどう言われるのかなあ
んー死因にもよるけど 日本の女の子がね 死んじゃった それだけよ
それだけ?
うん きっと それだけ
岡崎京子 『チョコレートマーブルちゃん』より抜粋
http://www.arttowermito.or.jp/life/lifej.html
ライフ展を観に水戸芸術館へ行って参りました。 HPを見て頂ければおわかりの通り、私の大好きな岡崎京子の作品も展示されていた(る)のです。
雨 追憶 日曜日
会場に着いて嬉しかった&驚いたのは、ライフ展そのもののポスターでも岡崎京子のイラストが使われてたこと。 (帰り、売店でそのポスターが600円で売られていたのでもちろん購入。ちなみにイラストの女の子はリバーズ〜のハルナちゃん)
チケットを買って、入場口に入りすぐさま足が止まる。 壁に大きく描かれた『リバーズ・エッジ』の山田君とハルナちゃんが入場者をクールに迎え入れてくれたからだ。 岡崎の代表的作品として世間にも認知されている『リバーズ・エッジ』 その原画も特別に展示されていた。 生々しい本人の筆跡。 すごい、こんなのもう絶対、この先の人生でお目にすることなんて出来ないだろう。 目に焼きつくようにと食い入るように見つめる。 壁には、リバーズ〜の他にも描かれている作品があった。 『チョコレートマーブルちゃん』 本作はリバーズほどの知名度もないし、一般的には短編集のひとつとしか捕らえられてないんだけど、私は地味に好きな作品(地味な作品ほど好きだったりする)。 作中に出てくるお花畑が、白い壁一面に描かれている。 壁に咲き誇るお花畑を見て泣きそうになったのは、後にも先にもきっとこの瞬間だけでしょう。
見せてあげたいと思った。一緒に見たいと思った。
帰り道、映画館の前で『ローズ・イン・タイドランド』の看板を見つける。 え!まだやってんの?あたしこれ見たかったんだー夏に見逃しちゃってさ〜 友達に言いながら映画館へ駆け寄る。 チラシを見てビックリ!上映開始日が10/7って(笑) 都内で上映していたのは夏だったのに、今では私の地元(東北)でも上映してるのに、水戸はまだ始まってなかったの!?み、水戸だって関東地方なのに(笑)! 一緒にいた友達(茨城出身者)が、そりゃ関東地方つったって田舎だもんと苦笑い。 これ見たいなー(川村さんはつまらんって言ってたけど) だけどはるばるまた水戸に足を運ぶのがめんどい。しかも映画代より交通費のほうがかかるっていう…。
http://www.rosein.jp/#
その後モスに入ると友達がギャル風の女の子から話しかけられる。 高校時代の同級生だって。 あのこはどうした、どうしてるの世間話。さすが地元。 部外者の私は手持ちぶさた。 またふたりになって、高木正勝の話をする。 東京で久しぶりにコンサートするんだ、UAもゲストで来るよ〜と話したらUAに食いつかれた(笑) 一緒に行こうと盛り上がったんだけれど、残念チケットは既に完売でした。
駅前の本屋でよしもとばななの『ひとかげ』を買う。 雨 電車 日曜日 読書をするにはうってつけの状況で、降りる駅から少しだけ通り過ごしてしまった。
おしまい
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