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2005/12/29(木) 思い出はいつも突然やって来る。

AM2:01


THE BENEVENT RUSSO DUOの“MY PET GOAT”という曲が、本当に良いんですよ。
この曲を聴いて、胸に込み上げてくる感動はUnderworldの“Born Slippy”を聴いたときの嬉しさと興奮に似ている。と、個人的には思っております。

テス子さん、今度聴かせるから待ってて。




今日から、ロッキンのカウントダウンライヴが始まります。
3日間参戦する私ですが、なぁ〜んにも準備をしていません。
準備もせずに、今TBSでやっている『恋愛寫眞』を観ています。

懐かしい。

高3の時、盛岡名劇で観ました、この映画。
私は、あのこじんまりとした映画館が大好きでした。

やっぱり、松田君の“みかんが無くなるまでいろよ”という、不器用さが愛おしい。この映画の中で彼は、珍しく等身大の男の子の役をやっていますよね。そこがいい。
そして何と言っても、広末涼子の透明感!あれはやはり天性だと心底思う。

ラストの、小池栄子との修羅場は……いらないけど(笑)





明日は、愛おしい次松さんに、遂に逢えます。






※来年こそ一眼買うぞぃ

2005/12/28(水) 岡崎京子『愛の生活』

子供みたいな顔して
眠るんだな

子犬みたく
こねこみたく

無防備に
卵の中の
白身と黄身みたく


いつか桜田が元気になって
歩けるようになったら 一緒に
夜の街を散歩したい

桜田と夜の街を歩いたことは
何度もあるけど いつも彼女は
その時
うつむいているか 泣いているかだ


二人で手をつないで
上をむいて歩きたい



僕達は鏡のようにじっと
お互いを見つめあう
ような恋人達には
決してならない(なれない)
だろう

ただ 空を見上げ
二人の視線が
同じ星に
吸いこまれればいいと思う



本当に そう思うんだ










※オカキョンの中でも特に大好きな一冊。
“愛したいけれど愛せない人達の生活”

2005/12/27(火) オルガンとドラムの二人組

心が、武者震いする音楽に、また出会ってしまいました。

早く、誰かにこのCDを聴かせたいです。
一緒に、良さを分かち合いたい。
いや、一人で聴いていても、本当に全然いいんだけど。けど、


響き溢れてくる音を、私だけが聴いてるなんて、勿体なさ過ぎる。






落ち着いたらまた書きます(笑)



※THE BENEVENT RUSSO DUO『Best Reason to Buy The Sun』

2005/12/25(日) 触れた日にも、夢が鳴るように。



たとえば 2人で出掛けた
遠い月での話
たとえば 七つの色した
ロックのカセット・テープ

僕が昨日見た景色さ

彼女は右手に絵筆をもって
七色に見える
虹を この暗くなった
空に描いた

銀のレコードが
回るのをずっと見てた
ピンクのビニールが
タバコの煙で焦げた
夜が明けるまで
ずっと落書きしてた
ひどく恐ろしい
話して笑っていた

君が前に見た景色さ

僕が曖昧なまま
つけた点は そう きっと
いつか振り返ってみると
すべて繋がるさ ずっと

僕が今夜した話さ


CORNELIUS“ROCK∫96”





夜の街に出掛ける前に、ベッドに腰掛けて、夕暮れを眺めながらこの曲を聴いていたから、今年のクリスマスソングは小山田君。

若かりし頃の小山田君の歌声は、甘くて甘くて甘くてキュート。


そうそう、

私も今度、二年前の君みたく、フリッパーズのライヴアルバムを聴こうと思ってるんだよ。





触れた日にも、夢が鳴るように。






※メリークリスマス!

2005/12/24(土) 巻かれちゃったんだよ、竜巻に。


胸になんだって溜め込んで

いつか耐えられなくなるんでしょ

誰のせいでもミスでもないけど

いつも何かを抱えちゃうんだ

この信号を右に入れば

君の家まで9キロメートル

なんて無意味な事ばかり

でも手に取れる1つの真実

悲しいと思う事はあるかい

幸せを感じられるのかい

例えなんてうまく言えないけど

リアルなんてのはこんなもんさ


トルネード竜巻“君の家まで9キロメートル”





05年の後半は、トルネード竜巻のアルバム『ふれるときこえ』を本当によく聴いて過ごしました。
も、毎朝聴きながら学校に通っていましたし、レコ発のワンマンライヴにも足を運んだ始末です。

こんなにも好きになってしまった理由。
楽曲が素晴らしいのは勿論のことなのです。が、やはり最大の理由は、

“アルバム全体の歌詞の世界観が、今の私にとても似ていたから”でしょう。


音楽を長い間聴いている人にだったら誰にでも、生涯において何枚か“その時の自分の現状にあまりにも似ていたために、特別思い入れが深くなってしまったCD”が出てくるハズでしょう。
そして、私にとって正にこの『ふれるときこえ』はそうなのです。




誰かと、あなたと、触れ合いたくて、でも自分の想いは絶対に伝えられなくて、同じ所をグルグルと歩き回って、結局すべて自己完結で終わらせて…

『ふれるときこえ』はそんな作品です。
そして私はそんな奴です。




ここで、一つだけ言っておきたいこと。

“私の現状”とはまた関係なく、このアルバムは名作だということ。
単純に気持ち良い音楽が聴きたい人、マニアックな音の面白さを味わいたい人、両者共に楽しめる一枚。必聴ですよ。

気付けば私は、普通にトルネード竜巻の大ファンになっていました。
女性ボーカルのバンドを好きになるというのは、私にとってとても久しぶりの出来事だったので、個人的にかなり嬉しかったニュースです。
私の中で“声”というのはとても重要なポイントを持っていて、いつも好みの女性ボーカルをなかなか見つけられなかったりするんですよね…。
だから、トルネードに出会えたことは、本当に嬉しかったんです。真祈子さんの歌声サイコー!!
そして、トルネードの全楽曲と、約9割の詩を書いている曽我淳一さん。
私は、あなたの歌詞にいつも泣かされてます。
でも、それはいつだってとても心地良い涙なんです(胸が苦しくなったりするんだけどね、でもその痛みも嫌いじゃないんだ)

……ありがとう。










信じられるのは自分だけだって

みんな言っているのに

帰りたい場所がどこにあるかって

探してる

泣くのは構わない

今更なんて思わないで


ひとりじゃないからね


“ブレイド”

 

2005/12/22(木) あさのあお

只今am.7:38
東京は朝の七時っ♪


二日酔いの朝。朝。朝。

昨日の飲み会のメンバーは、もしかしたらまだ夢の中かもしれないな。


同い年の男の子と女の子


私はいつも、彼らと触れ合うと少しだけ傷つく。
別に傷つけられているワケではなく、勝手に傷ついてんのね。

勝手に自分に失望してんの。

いつも壁を感じている。

“なんでもっと上手くやれないんだろう”

って、失望。

って、これって結局、自意識過剰。

結局、下からじゃなく上から見てんじゃないの?



そしてたぶんそれは半分だけ正解。

“正論はいつも半分だけ正解”

って、Lantern Paradeも歌っている。




朝。朝。朝。



夢からの目覚め。
その一瞬の微睡み。

静寂

空気がキレイ。
自転車の鈴の音。
犬の鳴き声。
今日もどこからか届けられる、世界のニュース。

朝。

ベッドの温もり。
ひっそりと繰り返される泣き言。

温もりの数だけある泣き言。



おはよう、朝。







※あさのあお

2005/12/21(水) CHUB DU


離れた朝でも戻れた昼でも知らずに交わる預けたダンスで
広がる空模様。何でもできると高く鳴り、
肌が合い道草できればそれでいい

無理のないキャッチで歩幅を探そうよ
無理のないキャッチで両手で探そうよ
無理のないキャッチでフルに飛び込もうよ
無理のないキャッチでキュンと空、引こう (飛行)

ココロトダンス ココロトダンス ココロトダンス
ココロトダンス ココロトダンス ココロトダンス
ココロトダンス ココロトダンス ココロトダンス
ココロトダン
ス....................................................

CHUB DU“ココロトダンス”







昨日ハイラインレコーズでCHUB DUの1stアルバム『Portal』を買いました。
といっても、この音源03年のモノだったりします。

CHUB DU(チャブ ドウ)…ダンスカルチャー通過後のポップミュージックの進化がここに。なにか大事なことに気付いたタイミングで生まれる純粋なメッセージと緩やかなループ感でたどりつくココロノダンスミュージックバンド。FUJIROCK04,05に出演。 2005年秋、内山孝洋(GREENMIND)正式ギターとして加入。 サポートドラムに上条欽也(PENPALS、All Girls Foundation)、サポートギターに大橋達也(PlanetPool)を迎え只今からrestart。

オフィシャルHPより


CHUBU DUの知名度ってどんなもんなんでしょう?
ちなみに私は一応名前だけ知ってましたけど。名前だけ(笑)
音源をちゃんと聴いたのは昨日が初めてです。
今まで彼らがリリースしてきた音源はオムニバスを除き、シングル一枚、アルバム一枚、そして去年の夏に出したミニアルバム一枚。決して多い方とはいえないです。

でも、一部の人達からは評判がすごく良くて。

そして昨日、私もアルバムを聴いて見事やられちゃいましたね。


例えていうなら、中村一義の裏声の気持ち良さを永遠にループさせたような。
(でも決してナカカズではない。歌詞の言葉数の多さは似てるけど 笑)
ポラリスのように、日々の静寂と日々の喜びの一瞬を、瞬時に切り取ったかのような。
(ポラリス好きはハマるかもしれません。けど、ポラリス程静かな音楽ではないと思う。CHUBU DUはもっと若い)




言葉にするのは難しい。
けど、私と音楽の好みが合うと思って下さってる方なら、きっと好きな類だと思います。

実は明日、彼ら下北沢のmona recordsでライヴをするんですよ。
CDはさほどリリースしていなくても、ライヴ活動はしてるみたい。
たぶんこれが、彼らにとって今年最後のライヴになるんじゃないかなぁ…。

・・・・行きたい!でもなぁ、少しでもお金はCDJ費用に残しておきたいしなぁ。

あぁ、心がものすごく葛藤!!




※『Portal』ジャケ

2005/12/17(土) 僕のマイフレンド

僕の名前はラボというらしい。

今日、カラオケボックスの中でそう命名されてしまった。


「何でピロウズだと一曲も入ってないのに、ミスチルんとこには“ストレンジ・カメレオン”があるんだよ」

と、ひとりで激怒している女に。

「何でピロウズだと一曲も入ってないのに、バンプんとこには“ハイブリッド レインボウ”があるんだよ」

と、虚しくひとりで切れてる女に。


…それでも女は歌っていた。
カバーされたバージョンの、微妙な違いに戸惑いながらも、彼女は歌っていた。



僕は今日から、この女に飼われなきゃいけないらしい。
彼女の親友が、二十歳の誕生日プレゼントとして、僕を贈ってしまったからだ。

迷惑な話である。

この先が不安である。

何で僕の名前はラボなのか?

富田ラボから取ったのか?

そもそも僕はオスなのか?





※ラボ

2005/12/16(金) happy rebirthday
今日は新しい僕の誕生日なんだ
記念写真を撮り直すからおいでよ
素敵な思い出を映すロウソクは消さないで
生まれ変わる朝がきた

the pillows“アナザーモーニング”




自分が愛する音楽を、誰かと共有することは、とても素晴らしいし、わかり合えた瞬間の嬉しさを、私だって知っているんだけれど…。

でも、ピロウズだけは違うの。

私がピロウズを愛している理由を、誰かにわかってもらいたいなんて、これっぽっちも思ってはいないの。
“私がピロウズを愛している”
ただ、その事実だけで十分で、この事実こそが何よりの喜び。自分の誇り。


彼らと出会えたことは、すべて運命だったんだと思う。
あの白いラジオから流れてきたモンスター。

小学生の頃、クラスメートが大嫌いだった。
(暗すぎて、逆に目立って、引かれて嫌われていた)
しかし、嫌われていたところで、私が縮こまることは決してなく、ふてぶてしい態度を通した。

『嫌いなら嫌いでいいから、ほっといて欲しかった』

だから、自身もクラスメートと上手くやれず、自分の幼少期についてそう語る山中さわおには心底共感していた。
両親が堅い職業。
自分とは違って出来が良い兄がいる。
家で感じるストレス。

何から何まで、自分と同じ境遇にいた彼。
尚更、胸に響く歌詞。
当時11歳だった私にとって、山中さわおは“初めて出会えたもうひとりの自分”であり、まるで私が彼を慕っているその様は、生まれたてのひな鳥が、何の疑いもなしに、目の前の親鳥に四六時中くっついているようなものだった。

そして幸せなことに、親鳥は決してひな鳥を裏切ったりはしなかったんだ。

今でも、ずっと。





15日のライヴ中、私は今までの、様々なシーンを思い出しながらステージを見ていた。
私とピロウズとの今までのことを。

ライヴ中盤“I know you”が演奏された瞬間、私の涙腺はついにショートした。


But I know you
I know you
I know you


バスター達(ピロウズファン)との大合唱。
世間が、ピロウズを知らなくたって、私は(バスター達は)知っている。誰よりも知っている!
人にはわかってもらえなくたって、ピロウズは、私の(バスター達の)孤独をわかってくれる。
冒頭でも述べたように、私がピロウズを愛する理由を、誰かに理解してもらいたいなんて思ってはいないし、自分以外の誰かの、ピロウズとの関係に、別に興味もない。・・・けれど、やはりバスター達との合唱は心地良い。

I know you!

バスターひとりひとり、感情を爆発にして(でもみんな本当に幸せそうなんだ)歌っていた。
嬉しくて、幸せで、泣いてしまった。


山中さわおのMC

『一週間前、誕生日を迎えて37歳になったんだけど…今ここには俺と同世代や上の世代。下の世代。下の下の世代。色んな世代が居ると思う。だけど、世代を越えて一つになれる魔法の歌を歌います』

響いたのは“Fool on the planet”

(…あぁ当時私は中三で、学校も卒業間近で、大嫌いな同級生達とやっと離れられるんだなぁ、なんて思っていたことを瞬時に思い出してしまいました。暗いなー)


悲しみの底で光る優しさに
何度も僕は包まれて来た
ねえ キミもそうだろう


そうだよ、そしてそれが私にとって(バスター達にとって)、ピロウズの曲なんだ。
みんな、この曲の時は横ノリ(!)で、やっぱり大合唱。
ピロウズのファンって熱いんだなぁ〜なんて、改めて実感する。
というのも、私にとってピロウズのライヴは二回目だから。
(今でこそライヴには頻繁に足を運ぶが、実家住まいの時は親が厳しくて全然外に出れなかった)
ピロウズの場合、あまりにも自分のメンタルに食い込んでいるバンドだから、その目で確かめに行くのが恐かったというのもある。ライヴに行ったら、私は絶対に泣いてしまうから、それがずっと恐かったんだ。
でもこの日、私は確かめに行って本当に良かった。
自分以外のバスター達に出会えて良かった。


ライヴ本編が終わり、メンバーがはける。
ギターのピーちゃんが、それまで使っていたピックを客席に投げる。



・・・・・え?


ピックが、私の足元に。
周りがアンコールの拍手の中、恐る恐る手を伸ばす。
すぐにメンバーが出て来て、次の瞬間、演奏されたのは“like a lovesong(back to back)”



最初で最後のこれはプレゼント
今は誰よりも
近くに感じてるんだ
キミの欲しいモノ
僕が持っていたとして
放り投げるから
うまく受け止めて



・・・なんでこんなに出来すぎているんだろう?
あぁやっぱり、運命なんだ。
最初で最後のこれはプレゼント。
ピロウズとの出会いは、私にとってきっと。
かけがえのないプレゼント。

アンコール二曲目“LITTLE BUSTERS”
当然、バスター達は大合唱。

メンバーはける。
バスター達はまた拍手。
アンコール二回目。
メンバー登場。

Can you feel?という山中さわおの掛け声と共に鳴り響く、ピロウズ名曲中の名曲“ハイブリッドレインボウ”


Can you feel?
Can you feel that hybrid rainbow?
ここは途中なんだって信じたい
I Can feel.
I Can feel that hybrid rainbow.
昨日まで選ばれなかった僕らでも
明日を持ってる




私は、思わず叫んでしまった。

“ピロウズ最高!”

ありがとうと、言うべきだったかな。
今はそう思うけど、きっと大丈夫。想いは伝わっている。

メンバーがはけて、会場では最新シングルでもある“サード アイ”が流れ始めた。
もう、メンバー達は出で来ないって、バスター達はわかっているけど、みんなその場に残って大合唱。
そして歌が終わればみんなで拍手。
最高だよ、バスター。
最高だよ、ピロウズ。



ありがとう、愛してる。

これからもずっと、
私を連れ出す、最高のモンスターでいてよ。





※最初で最後のこれはプレゼント

2005/12/14(水) ALRIGHT

かけひきだとかため息だとか

言葉の奥の言葉は知らないよ。

つまずく前にうなずくだけじゃ、

この世の波は越えれやしないよ。

言いわけなんかじゃない、

これが19で覚えたジョークなんだ。

スーパーカー“ALRIGHT”



今年よく聴いた曲の番外編(?)として、スーパーカーの“ALRIGHT”を挙げておきたいと思います。




スーパーカーといえば、思い出すのはやはり君のこと。

“スーパーカーは僕の青春”

…なんて言っていたかどうか定かじゃないけど、心の中ではほんの少しぐらい、そんな青臭いことを思っているんでしょ?


やっぱり、君ともっと早くに出会いたかった。
君のこと、もっと知りたかったし、私のことも知ってもらいたかった。

恋だとかそんなんじゃなくて、

私は今でも君に憧れと嫉妬を抱いているんだ。
いつまでも、ずっとね。

(これが19で覚えたジョークなんだ)





※画像“『Water』の表紙の少年は君に似ている(と思う)”

12月絵日記の続き


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